いろいろな角度から、おすすめのガンプラを、ランキング形式で紹介します。

MG

HGUC

　「ズゴック」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する機体である。

　「MG ズゴック」は、「量産型ズゴック」をキット化したモノであり、機体のカラーリングは、青を基調としたものとなっている。後発の「MG シャア専用ズゴック」との違いは、本キットでは、「成形色が青メイン」、「付属するパイロットフィギュアが一般兵」、「腕部、脚部の多重間接構造のディテールが少なく、伸縮機構もない」、「アイアンネイルが３本分しかない」ことである。

　パーツ数が少ない割には、プロポーション、色分け、可動ともに良くできており、MGとしては安価な価格で入手できるため、MG入門用のキットとしておすすめである。なお、属するパーツやギミックの面から、「シャア専用」の方が優れているため、よほどのこだわりがある場合を除いて、「シャア専用」の方が、よりおすすめである。

　「HGUC ズゴック」と「HGUC シャア専用 ズゴック」の違いは、成形色のみであるため、MGのようにキット間でプレイバリューに違いはないので、HGUCの場合は、単純に好きな方の色を買えば良い。

　　なお、MG、HGUCともに付属する武装は、特にない。

MG

HGUC

　「アッガイ」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する機体である。

　「MG 1/100 アッガイ」は、いくつもの特徴があるキットとなっている。具体的には、アイアン・ネイルの伸縮機構が再現されていること、「体育座り」のポーズが可能になっていること、専用のディスプレイベースが付属すること、「ミサイル発射」や「ジェット水流」のエフェクトパーツが付属すること、「特殊工作員」、「ダイバー」、「カツ、レツ、キッカ」の各フィギュアが付属すること、が特徴としてあげられる。

　このように、付属する武装はないものの、それを補ってあまりある付属品が付いており非常にプレイバリューの高いキットとであると言える。

　「HGUC アッガイ」は、MG版とは異なり、「体育座り」のポーズをとることはできない。しかし、その代わり「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場する「右腕のない状態」を再現可能となるパーツが付属するほか、右腕のミサイル・ランチャーパーツも付属する。なお、アイアン・ネイルの収納状態は、差し替えで再現可能となっている。

MG

HGUC

　「ゴッグ」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する機体である。

　「MG ゴッグ」は、10年以上前に発売されており、MGとしては、古めのキットでり、可動はあまり良いとは言えないが、色分けとプロポーションに関しては悪くはない。

　本キットでは、「巡航形態」への変形が差し替えなしで可能となっている。

　「HGUC ゴッグ」は、水陸両用MSとして初めて量産化された「ゴッグ」をキット化したものとなっている。

　HGUCとしては、最初期のキットであり、今の目から見ると、プロポーション、色分け、可動については、つらい部分がある感は否めない。また、機体の特性から、武装も特に付属しておらず、プレイバリューは低いと言わざるを得ない。

　なお、パーツを一部差し替えることにより、「巡航形態」を再現することが可能となっている。

　「ハイゴッグ」は、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する機体である。

　「HGUC ハイゴッグ」は、「HGUC ゴッグ」を改良した機体であるとされるが、そのフォルムはもはや別物と言えるほど「ゴッグ」の面影は残っていない。

　武装としては、ビーム・カノン×２、ハンド・ミサイル・ユニット×２が付属する。

　差し替えではあるが、「巡航形態」への変形が可能であり、プレイバリューは高めのキットである。

　「ゼー・ズール」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する機体である。

　「HGUC ゼー・ズール」は、「HGUC ギラ・ズール」をベースに、各種水中装備が付属したキットとなっている。

　武装としては、アイアン・ネイル×２、ビーム・マシンガン、ヒート・ナイフ×２が付属する。そのほか、水中用フィン×２、ハイドロジェット推進器×２、バラスト・タンク、銃器コンテナ、ナイフ用鞘も付属する。なお、水中装備は、脱着可能で、水中用装備から陸専用装備への換装が可能となっている。

　多数の水中用装備が付属することから、プレイバリューの高いキットであると言える。

　「ゾゴック」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する機体である。

　「HGUC ゾゴック(ユニコーンVer.)」は、UC版での発売となっており、プロポーションは、現代風にアレンジされたものとなっている。

　特徴的な頭部のブーメラン・カッターは全て着脱可能となっており、手に持たせることも可能である。また、アームパンチは、差し替えにより腕の伸縮を再現可能となっている。そのほか、モノアイは、基部がボールジョイントになっているため、上下左右自在に動かすことが可能となっている。武装、ギミックともに、豊富であり、地味な機体ながら、プレイバリューの高いキットとなっている。

　武装としては、ヒートソード、ブーメラン・カッター×10、シュツルム・ファウスト×２が付属する。なお、ヒート・ソードの“刃”部分はクリアと成形色の選択式となっている。

　なお、プレミアムバンダイ限定で、カラーリングの変更された「HGUC ゾゴック（ジャブロー攻略戦仕様）」も発売されている。

　「ズゴックE」は、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する機体である。

　「HGUC ズゴックE」は、「HGUC ズゴック」の改良型であるとされ、見た目的には、肩部と腰部に装甲が追加された形となっている。「ズゴック」よりもスマートな体型でカッコいい機体である。

　本キットは、他の水陸両用MSのキット同様、「巡航形態」を再現可能となっている。

　なお、武装は特に付属しない。

　「ゾック」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』に登場する機体である。

　「HGUC ゾック」は、HGUCとしては珍しく、上半身のみであるが、内部フレームまで作り込まれている。また、モノアイについては、レールに沿って自由に動かすことが可能となっている。

　機体の構造上、下半身については、ほとんど可動しないが、その分アイアン・ネイルは、第一関節、第二関節、根本部分が可動し、よく動く。

　前後対称で大きなプロポーションや、フェアリングシェル（通称：クチバシ）、アイアン・ネイルなど、本機の特徴は、よく再現されており、ゾック好きには満足度の高い出来になっていると言える。

　差し替えなしで「巡航形態」の再現が可能となっている。

　「ジュアッグ」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する機体である。

　「HGUC ジュアッグ(ユニコーンVer.) 」は、その愛らしいフォルムから「HGUC アッガイ」同様、癒し系のキットとなっている。

　ノーズ部分は、リード線によりフレキシブルに可動し、両腕の３連続キャノンも、それぞれ独立して動かすことが可能となっている。

　なお、付属する武装は特にない。

　なお、プレミアムバンダイ限定で、右腕がマニュピュレータタイプに変更されヒートサーベルの付属した「HGUC ジュアッグ（Ver.MSV）」も発売されている。

　「ザク・マリナー」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』および、OVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する機体である。

　「HGUC ザク・マリナー」は、ZZ版でのキットかであり、UC版で装備されていた３連ミサイルポッドは付属していない。

　マグネット・ハーケンはリード線での再現となっており、自由に表情付けをすることが可能となっている。新しいキットであるにも関わらず、色分けの不足が目立つなど、プレイバリューは高いとは言えない。


　武装としては、４連装スプレーミサイル・ガン、ミサイル弾頭×２、マグネット・ハーケンが付属する。なお、アンテナパーツ２種、胸部パーツ２種が付属し、脚部アーマーは、着脱を差替えで再現可能となっている。