いろいろな切り口から、おすすめのガンプラを、ランキング形式で紹介します。

　「フルアーマー・ユニコーンガンダム」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する機体である。「フルアーマー」とは言うもののシールド以外の追加装甲はなく、実態としては「ユニコーンガンダム」に多数の武装を追加した機体となっている。

　「MG フルアーマー・ユニコーンガンダム Ver.Ka」では、フルアーマー・ユニコーンガンダムを完全再現しており、MG最多のパーツ数を誇るキットとなっている。

　武装としては、は、ビーム・マグナム×２、ビーム・サーベル×４、ハイパー・バズーカ×２、ビーム・ガトリングガン×６、ハンド・グレネード×８、グレネード・ランチャー×２、３連ミサイルランチャー×２、ハイパー・ビーム・ジャベリン×２、シールド×３が付属する。さらに、フルアーマー状態でのディスプレイ時に、背面の大型ブースターユニットを支えるための、支柱も付属する。

　「HGUC フルアーマー・ユニコーンガンダム（デストロイモード）」は、ボリュームのあるキットであるため、HGUCとしては、高めの価格となっている。

　MGほどパーツ数は多くないため、「フルアーマー・ユニコーンガンダム」を手軽に組みたいという場合には、おすすめのキットである。MGに比べれば手軽に組めるキットではあるが、それでも必要な武装は、しっかりと付属している。

　武装としては、ビーム・マグナム、ビーム・ガトリング×６、ハイパーバズーカ×２、３連装ハンド・グレネード・ユニット×８、３連装対艦ミサイル・ランチャー×２、グレネード・ランチャー×２、ビームサーベル/トンファー×４、シールド（非展開）、シールド（展開）×３が付属する。そのほか、ディスプレイ用に、シールド＋ビームガトリング専用スタンド×３と、大型ブースター保持スタンド×２が付属する。

　「V2アサルトバスターガンダム」は、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する機体である。本機は、長距離支援用のバスターパーツと、中距離戦闘用のアサルトパーツを同時に装備した機体となっている。

　「HGUC V2アサルトバスターガンダム」は、「V2アサルトバスターガンダム」の1/144スケールキットである。

　本キットでは、「V2アサルトガンダム」、「V2バスターガンダム」、「V2アサルトバスターガンダム」それぞれの再現が可能となっており、基キットである「HGUC V2ガンダム」同様、プロポーション、可動、色分けともに、優れたものとなっている。

　武装としては、メガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・キャノン、スプレー・ビーム・ポッド、ヴェスバー×２、ビーム・ライフル（連装式グレネード・ランチャー）、メガ・ビーム・シールドが付属する。

　なお、根強い人気のある機体にも関わらず、MGの「V2アサルトバスターガンダム」は未だ製品化されていない（2017年1月現在）。しかしながら、技術的に長らく難しいとされてきた「MG V2ガンダム」がようやく実現したことから、「MG V2アサルトバスターガンダム」の一刻も早い製品化が待たれる。

　「パーフェクトストライクガンダム」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』のHDリマスター版に登場する機体であり、エールストライカーパック、ソードストライカーパック、ランチャーストライカーパックの計3つ（マルチプルアサルトストライカーパック）を装備した状態である。
　「HG パーフェクトストライクガンダム」は、「パーフェクトストライクガンダム」の1/144スケールキットである。
　本キットの残念な点としては、ストライクガンダムの素体が、オールガンダムプロジェクトの新キットではなく、旧HGのキットなっており、色分けやプロポーションについては、今の目から見ると見劣りしてしまう点である。ただし、可動に関しては間接パーツが追加されていることにより、多少改善されている部分がある。
　また、本キットには、ソードストライカーパックとランチャーストライカーパックのバックパックが付属しないため、ソードストライクとランチャーストライクの完全再現はできないが、エールストライカーパックが付属することから、エールストライクのみ再現可能となっている
　武装としては、超高インパルス砲（アグニ）、15.78m対艦刀（シュベルトゲベール）、120mm対艦バルカン砲、350mmガンランチャー×２、マイダスメッサー、パンツァーアイゼン、ビームサーベルが付属する。

　「Vダッシュガンダム」は、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する機体であり、変形合体が可能である。
　「MG Vダッシュガンダム Ver.Ka」は、「Vダッシュガンダム」の1/100スケールキットである。
　本キットは、「Vガンダム」と「コア・ブースター」がセットになったものなっており、「コア・ファイター」が4機分付属している。
　4機のコアファイターの内訳は、Vガンダムタイプ×2、ヘキサタイプ×2となっており、Vガンダムタイプとヘキサタイプのそれぞれを再現可能となっている。
　武装としては、ビームライフル×2、ビーム・スマート・ガン、ビーム・シャベリン、オーバー・ハング・キャノン、ガトリングガン、ロケットランチャー×2、ディポーザブルバズ×2、ビームサーベル×2、ビームシールドが付属する。
　本キットは、付属する武装が豊富であり、組み替えなしの変形合体を再現しているなど非常にプレイバリューの高いキットであるといえる。
　「HGUC Vダッシュガンダム」は、「Vダッシュガンダム」の1/144スケールキットである。
　本キットでは、MGと異なり変形合体機構については省略されている。しかしながら、その分MGと比較して、プロポーションと可動の優れたキットに仕上がっている。
　MG同様、「コア・ブースター」が付属するほか、Vガンダムタイプ、ヘキサタイプそれぞれの再現が可能となっている。
　武装としては、ビーム・ライフル×1、ビーム・スマートガン×1、オーバー・ハング・キャノン、ビーム・サーベル(扇)×1、ビーム・サーベル×2、ビーム・シールド×1が付属する。

　「」は、テレビアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』に登場する機体である。。
　「ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)」は、「ガンダム G-セルフ(アサルトパック装備型)」の1/144スケールキットである。
　本キットは、「ガンダム G-セルフ」と「アサルトパック」のセットとなっているが、「ガンダム G-セルフ」本体は、ノーマルの「ガンダム G-セルフ」とは、機体カラーや装甲の一部が異なっている。
　ミサイル・ポッドの各部ハッチは、差し替え無しでの展開が可能となっており、HGのキットとしては、凝った作りであるといえる。
　「アサルトパック」は大きめのキットであるため、定価はMG並みの値段となっている。
　武装としては、ビーム・ライフル×2、大型ビーム・キャノン×2、ミサイル・ポッド×2、大型ビーム・サーベル×2が付属する。そのほか、専用の台座が付属している。