いろいろな切り口から、おすすめのガンプラを、ランキング形式で紹介します。

「可変量産機」ランキング

ガンダムシリーズにおいては、多数の「可変機」(MS・MA)が登場します。

しかしながら、その多くは「試作機」や「実験機」となっており、運用コストなどの面から小数の生産にとどまっています。
そのため、量産された「可変機」となると、シリーズ中にはほとんど登場していません。

このページでは、そうした数少ない「可変量産機」について、ランキング形式で紹介します。
スポンサーリンク

MG
MG リゼル

MG リゼル

MG 隊長機
MG リゼル隊長機

リゼルの特徴

 「リゼル」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する機体である。機体の系譜としては、Ζ系列に連なる機体であり、メタス系列の変形機構を有した本格的な可変量産機である。

 「MG リゼル」は、「リゼル」を1/100スケールでキット化したものである。

 本キットでは、MGらしくほぼ完全変形を実現(手首の取り外しのみ)しており、よく考えられた変形ギミックを楽しめるキットとなっている。

 なお、「MG リゼル」にはバリエーションとして、「一般機」、「隊長機」、「ディフェンサーa+bユニット」があり、それぞれ付属する武装が異なっている

 「一般機」には武装として、ビームライフル、ビームサーベル×2、シールドが付属し、「隊長機」ではビームライフルの代わりに、メガ・ビーム・ランチャーが付属する。

 また、「ディフェンサーa+bユニット」では、武装として、ミサイル・パック×6、ハイパー・ビーム・サーベル×2、ビーム・ライフル、メガ・ビーム・ランチャー×2、グレネード弾、シールドが付属する。

 「HGUC リゼル」は、「リゼル」を1/144スケールでキット化したものである。

 変形機構については、MGとは異なり、差し替えでの再現となっている。

 MG同様、「一般機」、「隊長機」、「ディフェンサーbユニット」の各バリエーションが発売されている(ディフェンサーaユニットは未発売)。

 「一般機」には武装として、ビームライフル、、ビームサーベル、シールドが付属し、「隊長機」ではビームライフルの代わりに、メガ・ビーム・ランチャーが付属し、ビームサーベルが3本(うち1本は余剰パーツ扱い)付属する。

 また、「ディフェンサーbユニット」では、武装として、メガ・ビーム・ランチャー×2、ビームサーベル×3(うち1本は余剰パーツ扱い)、シールドが付属する。

価格 定価は、MG:4,800円+税、5,000円+税(隊長機)、6,500円+税(ディフェンサーa+bユニット)、HGUC:2,000円+税、2,200円+税(隊長機)、2,600円+税(ディフェンサーbユニット)
評価 評価5

アッシマー
HGUC アッシマー

HGUC アッシマー

アンクシャ
HGUC アンクシャ

アッシマー(アンクシャ)の特徴

 「アッシマー」は、テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』に登場する可変機である。また、「アンクシャ」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する可変機であり、「アッシマー」の後継機である。

 「HGUC アッシマー」は、「アッシマー」を1/144スケールでキット化したものである。

 本キットは、HGUCとしては珍しくほぼ差し替えなしの変形を実現しており、可変機好きにはたまらないキットとなっている。

 付属する武装は、ビームライフルのみとなっているが、その代わりに、角度調節が可能なスタンドが付属する。なお、スタンドの裏側には、余剰パーツを収納することができるようになっている。

 「HGUC アンクシャ」は、「アンクシャ」を1/144スケールでキット化したものである。

 本キットは「HGUC アッシマー」のパーツ流用ではなく、完全新規のパーツ設計となっており、変形の際には一部差し替えが必要となっている。

 武装としては、ビームサーベル×2が付属する。また、ディスプレイ用スタンドも付属するが、「HGUC アッシマー」付属のものとは異なり、確度調節はできない。

価格 定価は、アッシマー:2,000+税、アンクシャ:2,600円+税
評価 評価5

MG
MG ΖプラスA1

HGUC
HGUC Ζプラス

HGUC Ζプラス

Zプラスの特徴

 「Ζプラス」は、模型雑誌『モデルグラフィックス』誌上で連載されていた小説・フォトストーリー『ガンダム・センチネル』で登場し、その後、OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場した機体である。Ζ系列の機体であり、変形機構の簡略化された可変量産機である。

 「MG Ζプラス(テスト機カラータイプ)」は、「ΖプラスA1型」を1/100スケールでキット化したものである。また、「MG ΖプラスC1」は、「ΖプラスC1型」を1/100スケールでキット化したものである。

 本キットでは、WRモードへの完全変形を実現しており、変形ギミックが楽しめるキットとなっている。

 MGとしては、古い部類のキットであるが、MS、WRの両形態ともプロポーションはよくまとまっており、おすすめの可変機キットである。

 武装としては、ビームライフル(テスト機カラータイプ)、ビームスマートガン(C1)、ビームサーベル×2、シールドが付属する。

 「HGUC ゼータプラス (ユニコーンVer.) 」は、『ガンダムUC』に登場する「ゼータプラス」を1/144スケールでキット化したものである。

 変形機構については、MGとは異なり、差し替えでの再現となっている。

 武装としては、ビームライフル、、ビームサーベル×2、シールドが付属する。

 なお、「ゼータプラスC1型」の特徴的な武装であるビームスマートガンの付属する1/144スケールキットについては、プレミアムバンダイでの限定販売となっている。

価格 定価は、MG:3,000円+税(ΖプラスA1・C1)、HGUC:2,400円+税(ユニコーンVer.)
評価 評価5

一般機
HGUC ガザC

HGUC ガザC

ガザCの特徴

 「ガザC」は、テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』および、劇場版『機動戦士Ζガンダム』に登場する可変量産機である。

 「HGUC ガザC」は、「ガザC」を1/144スケールでキット化したものである。また、本キットのバリエーションキットである「HGUC ガザC(ハマーン・カーン専用機)」は、「ガザC(ハマーン・カーン専用機)」を1/144スケールでキット化したものである。

 本キットでは、MA形態への変形を一部差し替えにより再現しており、変形ギミックの楽しめるキットとなっている。

 モノアイや胸部カメラはクリアパーツでの再現となっているほか、動力パイプについては軟質ゴムでの再現となっており、HGUCとしては凝った作りのキットとなっている。

 なお、「一般機」と「ハマーン・カーン専用機」との違いは、カラーリングの違いと付属品の違い(後述)である。
 武装としては、ナックル・バスター、ビームサーベル×2が付属する。そのほか、一般機のキットにのみディスプレイ用スタンドが付属する。

価格 定価:1,400円+税(ハマーン・カーン専用機)、1,500円+税(一般機)
評価 評価5

一般機
HG ユニオンフラッグ

HG ユニオンフラッグ

ユニオンフラッグの特徴

 「ユニオンフラッグ」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム00』に登場する可変量産機である。

 「HG ユニオンフラッグ」は、「ユニオンフラッグ」を1/144スケールでキット化したものである。また、HG グラハム・エーカー専用 ユニオンフラッグカスタム」は、「グラハム・エーカー専用 ユニオンフラッグカスタム」を1/144スケールでキット化したものである。

 本キットでは、飛行形態への変形をほぼ差し替えなしで再現しているほか、特徴的なフォルムもよく再現されており、満足度の高いキットに仕上がっている。

 なお、「一般機」と「カスタム機」との違いは、カラーリング、頭部の形状、背面バックパック、武装となっている。

 武装としては、リニアライフル(一般機)、試作新型リニアライフル(カスタム機)、ソニックブレイド、ディフェンスロッドが付属する。

価格 定価:1,000円+税
評価 評価5

HG ムラサメ

HG ムラサメ

ムラサメの特徴

 「ムラサメ」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する可変量産機である。

 「HG ムラサメ」は、「ムラサメ」を1/144スケールでキット化したものである。なお、本キットのバリエーションキットである「HG アンドリュー・バルトフェルド専用 ムラサメ」は、「アンドリュー・バルトフェルド専用 ムラサメ」を1/144スケールでキット化したものである。

 本キットでは、飛行形態への変形を一部差し替えで再現している。

 なお、「一般機」と「専用機」との違いは、カラーリング、ミサイルの有無となっている。

 武装としては、ビームライフル、ミサイル(一般機のみ)、ビームサーベル、シールドが付属する。

価格 定価:1,500円+税
評価 評価5

クランシェ
HG クランシェ

HG クランシェ

クランシェカスタム
HG クランシェカスタム

クランシェ(クランシェカスタム)の特徴

 「クランシェ」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムAGE』に登場する可変量産機である。

 「HG クランシェ」は、「クランシェ」を1/144スケールでキット化したものである。また、「HG クランシェカスタム」は、「クランシェカスタム」を1/144スケールでキット化したものである。

 本キットでは、飛行形態への変形を一部差し替えにより再現している。

 なお、「クランシェカスタム」についても、ワンオフ機ではなく、あくまでも量産型隊長機という位置づけとなっている。

 「一般機」と「カスタム機」との違いは、カラーリング、頭部の形状、バインダーの形状、脚部の形状となっている。

 武装としては、ドッズライフル、、ビームサーベル×2、シールドが付属する。その他、ディスプレイ用のスタンドが付属する。

価格 定価:1,300円+税
評価 評価5

HG ガフラン

HG ガフラン

ガフランの特徴

 「ガフラン」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムAGE』に登場する可変型量産機である。

 「HG ガフラン」は、1/144スケールキットである。

 従来のモビルスーツには見られない、特徴的なフォルムが見事に立体化されており、プロポーションも良好なキットとなっている。

 恐竜のようなフォルムが好きならおすすめのキットである。

 本キットでは、飛行形態への変形を差し替なしで再現している。

 なお、付属する武装は特にない。

価格 定価:1,200円+税
評価 評価4

HG バクト

HG バクト

バクトの特徴

 「バクト」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムAGE』に登場する重装甲タイプの可変型量産機である。

 「HG バクト」は、1/144スケールキットである。

 「HG ガフラン」同様、従来のモビルスーツには見られない、特徴的なフォルムが見事に立体化されており、プロポーションも良好なキットとなっている。

 恐竜のようなフォルムが好きならおすすめのキットである。

 本キットでは、飛行形態への変形を差し替なしで再現している。

 なお、「ガフラン」同様、付属する武装は特にない。

価格 定価:1,500円+税
評価 評価4

HG モビルバクゥ

HG バクゥ

モビルバクゥの特徴

 「モビルバクゥ」は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する可変型量産機である。

 「HG モビルバクゥ」は、1/144スケールキットである。

 本機は、四足形態となっており、従来のモビルスーツには見られない、特徴的なフォルムを有している。

 本キットでは、そうした特徴的なフォルムを再現しており、プロポーション、可動とも良好である。

 また、走行形態への変形を差し替なしで再現している。ただし、本機の場合、変形とはいっても四肢を折りたたむだけでの簡易的な変形である。

 武装としては、ビームサーベル×2が付属する。

価格 定価:1,400円+税
評価 評価3

スポンサーリンク