いろいろな切り口から、おすすめのガンプラを、ランキング形式で紹介します。

MG

HGUC

　「キュベレイ」は、テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する機体である。

　「MG キュベレイ」については、古いキットながら、プロポーションは良くできているので、買っても損は無いと思われる。ただし、可動に関しては、お世辞にも良いとは言えず、HGUCのRIVIVE版の方が、可動域は広いと言える。

　また、「HGUC キュベレイ」は、HGUC最初期に発売されたバージョンと、HGシリーズ 新生-REVIVE-として、2015年12月に発売されたバージョンがある。可動に関して言えば、REVIVE版の圧勝なので、プロポーション以外で、旧版を選ぶ理由は無いように思う。

　ファンネル機の宿命として、ファンネル１つ１つのゲート処理は、面倒なので、覚悟する必要がある。

MG

HGUC

　「νガンダム」は、アニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する機体である。

　「MG vガンダム Ver.Ka」、「HGUC νガンダム」ともに、それぞれのグレードにおいて、屈指の出来映えのキットなので、後は、飾るスペースや、作るのに掛けられる時間などで、どちらにするか決めればよいのではないかと思う。

　　ただし、ファンネルのこととなると、話は別で、これは「HGUC νガンダム」に軍配が上がる。MG版では、フィン・ファンネルの保持に問題があり、ちょっとしたことで、すぐにファンネル同士の連結が外れてしまうのである。また、Ver.Kaの出ている今、旧版のMGを敢えて選ぶ理由は特にないと言えるだろう。

　そのため、ガシガシ動かしたり、思い通りのポーズでディスプレイさせたりしたい場合には、「HGUC νガンダム」の方をおすすめする。

MG

HGUC

　「サザビー」は、アニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する機体である。

　「MG サザビー Ver.Ka」は、カトキハジメによるアレンジがかなり施されているものの、非常に出来の良いキットであると言える。

　MGだけあって、完成後のボリュームはかなりのもである。また、独自のアレンジとして、装甲のスライドによる内部フレームやバーニアの露出ギミックが盛り込まれている。なお、旧版のMGについては、Ver.Kaのある今となっては、よほどのこだわりがある場合を除けば、敢えて購入する理由はないと言えるだろう。

　「HGUC サザビー」は、極力パーツの合わせ目が出ないよう配慮されており、プロポーションも優れているキットとなっている。また、元が大きな機体であるため、1/144ながら、ボリューム感も十分である。

　総じて、満足度の高いキットと言えるだろう。

　　HGUC版、MG版ともに素晴らしい出来なので、どちらを選ぶかは、飾るスペースや予算によって決めても問題ない。

クシャトリヤ

クシャトリヤ・リペアード

　「クシャトリヤ」は、小説・OVA『機動戦士ガンダムUC』および、テレビアニメ『機動戦士ガンダムUC RE:0096』に登場する機体である。

　「HGUC クシャトリヤ」は、４基のバインダーにそれぞれ、ファンネルが搭載されているため、他のファンネル機と比べても、ファンネルの数が多い。そのため、ファンネルのゲート処理については、覚悟が必要である。

　ただし、それ以外については、バインダーにロック機構があったり、バインダーのボリューム感が凄かったりと、十分満足できるキットとなっている。

　「HGUC クシャトリヤ・リペアード」の場合は、バインダーが２基しかないため、「クシャトリヤ」の半分のファンネルしかない。

ギュネイ・ガス専用

クェス・エア専用

　「ヤクト・ドーガ」は、アニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する機体である。

　「HGUC ヤクト・ドーガ（ギュネイ・ガス専用機）」では、ビーム・アサルトライフル、ビームサーベル、シールドが付属する。また、機体は緑とゴールドを基調としたカラーリングとなっている。

　一方、「HGUC ヤクト・ドーガ（クェス・エア専用機）」では、メガ・ガトリングガン、ビームサーベル、シールドが付属する。そして、機体は赤とシルバーを基調としたカラーリングとなっている。

　本機の特徴であるファンネルについては、はエフェクトパーツが付属し、ファンネル射出状態の再現が可能となっている。なお、ファンネルの待機状態と展開状態は差し替えによる再現となっている。