「『機動戦士ガンダム』に登場する機体」ランキング
『機動戦士ガンダム』は、1979年から1980年まで放送されたテレビアニメです。
初回放映時の視聴率は振るわず、全52話の予定が全43話に短縮される形での打ち切りとなりました。
しかし、打ち切りが決まった直後から人気が上昇し、放送終了後も人気が衰えなかったため、テレビアニメが再放送されることとなり、その後、社会現象とも言える「ガンプラブーム」が起きました。
「ガンダム」は、ガンプラの代表的存在であり、「ガンダム」のガンプラについては、これまでに様々な形で商品化されている。そのように数多くのキットがあるため、ここでは「MG」と「HGUC」について、それぞれ1キットずつ紹介するにとどめる。ここで紹介した以外にも、様々な「ガンダム」のキットがあるので、興味が出たら、ぜひ調べてみてもらいたい。
早速だが、「MG」については、「MG ガンダム Ver.2.0」を紹介する。現在では、より新しいキットとして、「MG ガンダム Ver.3.0」が発売されているが、「Ver.3.0」にはない良さが「MG ガンダム Ver.2.0」にはあると言える。それは、プロポーションの違いと付属する武器の違いである。
まず、プロポーションであるが、「MG ガンダム Ver.2.0」では、アニメに登場する「ガンダム」の体型に準拠したものとなっており、現代風にアレンジされた他の多くのキットとは、一線を画したプロポーションとなっている。
次に、付属する武器であるが、本キットには、「Ver.3.0」では付属しない、「ガンダム・ハンマー」、「ビーム・ジャベリン」、「スーパー・ナパーム」が付属する。
Ver.2.0だけあって、もちろん可動も素晴らしいため、おすすめのキットである。
「HGUC ガンダム」は、「ガンダム」のキットとしては、最もコストパフォーマンスの高いキットであると言えるだろう。本キットでは、、目立つような合わせ目はほとんど無く、必要な武装も1通り付属し、可動も足首以外は、必要十分な可動域を確保している。それでいて、実勢価格は1,000円を切っており、素晴らしいコストパフォーマンスのキットとなっている。ガンプラの入門用キットとしては、最適なキットだと言える。
価格 | 定価は、MG:4,200円+税、HGUC:1,000円+税、RG:2,500円+税 |
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評価 |
「シャア専用ザクII」は、「ガンダム」と並ぶガンプラの代表的存在である。その人気は根強いものがあり、「ガンダム」同様、数多くのキットがが商品化されている。ここでは、「MG」と「RG」のキットについて、1つずつ紹介する。
まず「MG シャア専用ザクII Ver.2.0」であるが、プロポーション、色分け、可動の全ての点で優れたキットとなっている。「シャア専用ザク」のキットとしては、間違いなく、決定版と言える出来である。
次に、「RG シャア専用ザクII」であるが、本キットは、RGの第2弾として発売されたキットである。RG第1弾の「RG ガンダム」では、機体の各部でパーツのポロリが見られたが、本キットでは、サイドアーマーがややポロリしやすい意外は、特にポロリは見られない。
プロポーション、色分け、可動ともに、MGに劣らない出来であると言え、おすすめのキットである。
価格 | 定価は、MG:3,500円+税、HGUC:2,500円+税 |
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評価 |
「ザクII」は、「ジム」と並んで、ガンダムシリーズにおける代表的な量産機である。ここでは、「MG」と「RG」のキットについて、1つずつ紹介する。
まず「MG ザクII Ver.2.0」であるが、プロポーション、色分け、可動の全ての点で「MG シャア専用 ザクII Ver.2.0」同様、優れたキットとなっている。「ザク」のキットは、多数のバリエーションが出ているが、本キットが決定版と言える出来である。
次に、「RG 量産型ザク」であるが、本キットは、基本的には「RG シャア専用ザクII」の色替えキットである。ただし、ハンドパーツ(右の武器持ち手、左の平手)、交換用頭頂部パーツ、スタビライザータイプのアンテナパーツが追加されている点で、「RG シャア専用ザクII」よりも、お得な内容となっている。
プロポーション、色分け、可動ともに、MGに劣らない出来であると言え、おすすめのキットである。
価格 | 定価は、MG:3,500円+税、RG:2,500円+税 |
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評価 |
「グフ」は、「ザクII」の格闘能力を強化した改良型の機体である。アムロの乗るガンダムと対峙したランバ・ラル大尉が「ザクとは違うのだよ、ザクとはっ!」と言い放ったことは、あまりにも有名である。
「MG グフ Ver2.0」は、「MG ザクII Ver.2.0」の一部ランナーを流用しており、パーツ構成なども、「ザク」の強化改良型であるをことを強く意識した作りとなっている。
ヒート・ロッドは球体ジョイントの連続で再現されており、節毎に可動することが可能となっている。また、ヒート・ロッドは、全長約16㎝あり、迫力も十分である。
「HGUC グフ」は、HGUCのREVIVE第7弾キットであり、ランナーに「くさびゲート」が採用されていることで、パーツがランナーから外しやすく、ゲート跡が残りにくい仕様となっている。
プロポーション、色分け、可動とも優れており、おすすめのキットであると言える。なお、ヒート・ロッドは、自由に折り曲げることができ、様々なポージングをつけることが可能となっている。
価格 | 定価は、MG:3,800円+税、HGUC:1,500円+税 |
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評価 |
「ドム」は、ジオン軍の量産型MSであり、太くがっしりとした体型に特徴のある機体である。足裏にあるホバー装置により、その重量感のある体型からは、想像できないほどの高速移動が可能となっている。
「MG ドム」は、MGとしては最初期のキットの1つであるが、そのプロポーションや色分けは素晴らしく、MG屈指の傑作キットであると言える。
本キットは、パーツの1つ1つが大きく、パーツ数はMGとしては多くなく、非常に組みやすいキットとなっている。価格も安く、「ドム」のキットとしては、本キットが決定版と言える出来である。
「HGUC ドム/リック・ドム」は、陸戦用の「ドム」と宇宙戦用の「リック・ドム」のコンパチ仕様となっている。ただし、パーツの構成上、どちらかで組み立てた後に、もう片方に換装するということはできず、「ドム」と「リック・ドム」を再現するには、2キット必要なので、その点は気を付けなければいけない。
古めのキットであることから、可動は少しつらい部分があるが、プロポーションや色分けは、今の水準から見ても良くできており、MG同様、良キットとなっている。なお、本キットには、ジャイアント・バズとビーム・バズーカの2種のバズーカが付属するうえに、コンパチ仕様となっているため、非常にお得なキットであると言える。
価格 | 定価は、MG:4,000円+税、HGUC:1,700円+税 |
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評価 |
1位のガンダム以外は、全てジオン軍のMSとなっています。
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